2012年5月11日金曜日

Living In Rockville


留学助成

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Citibank Japanの開設は必要か?

 留学時にはCitibank Japanの口座開設が必要あるいは必要でないという色々な意見がありますが以下の理由から口座を開いてもいいと思います。

1.トラベラーズチェック発行手数料が無料

 ある程度大きな金額(100-300万円)のドル建てトラベラーズチェックを作ることは、米国でのクレジットヒストリーのない日本人にとって生活のセットアップに必須です。つまり、少なくとも一度は大量のトラベラーズチェックを日本で作らなくてはなりません。日本の自分の銀行と比較して、トラベラーズチェックを作成する手数料を比べてみてください。自分の銀行でTCを作成しても発行手数料が無料であれば口座開設の必要はありませんが、もし手数料無料が大きな差を生むのであれば、Citibankは口座開設者は発行手数料が無料なので口座開設したほうが好ましいと思います。

2.米ドル口座から直接引き落とせる

1.は近くに支店がないとトラベラーズチェック作成手数料が交通費で相殺されてしまい、お住まいの場所によってはたいした特典ではありません。この2.がCitibank最大の利点です。Citibank Japanでは、Citibank外貨カードを作成することにより(作成料は無料です)、米ドル預金口座を米国で引き落し手数料ほぼ無料で引き出せます。もちろん、普通のCitibankカード同様に円預金口座から米ドルを引き落とすこともできます。しかも幸いRockvilleとBethesdaにはCitibankの支店がそれぞれ少なくとも一つづつはありここで降ろせば手数料は完全に無料です。提携しているアメリカのセブンイレブンのATMでも、引き落とし手数料は無料のようですので、とても便利ですね。


貸借対照表上のものである

つまり、円高のときにオンラインで米ドル預金(円をドルに変えておく)をする。あるいは金利のよい米ドル短期定期預金(お勧め)をしておいて、米国で現金を使用する時、あるいは現金を引き落として米国の銀行に預けるときに引き落とすことができれば自分の資産をうまく運用、利用できると思います。NIHの給料のみで生活はできると思いますが、せっかくの留学なので色々遊びに行きたいと思っている人には日本からの何らかの送金手段が必ず必要です。

 また、日本の一般的な銀行にもありますが海外送金サービスももちろん使用できます。Citibankは送金額に関係なく一回につき3150円の手数料が取られます(1$送金しても手数料は3150円!!)。これも自分の銀行と比べてみてください。

日本の銀行オンラインバンクの申し込み

 どの留学サイトでも推奨されていますし、いまどき自分の口座をオンラインで見ていない人は少ないと思われますが、米国から自分の口座の確認のため、あるいは自分の他の口座や、他の人の口座などに振り込むために、必ず使い方を習熟しておきましょう。ある程度資産のある人には、振り込み手数料無料などさまざまな特典サービスがうけれるはずですので、要チェックです。

トラベラーズチェック(TC)


オーストラリアのトップ民間銀行

 留学前にかならずTCを作成してください。できれば円高気味のときに。留学後にTCが(大金が)必要になるのは、車を買うアパートメントの家賃とデポジットを支払うの2点です。上記でも述べましたが、クレジットヒストリーのない日本人は、米国ではいかに日本のプラチナクレジットカードを持っていても何の役にも立ちません。つまり、このひとはお金をきっちり支払う人だという保障がないため、車をローンや月々支払う形式をとることができません。したがって、車を買うときには一括払いが必要で、これを現金、あるいはTCあるいは米国の銀行にTCを預けて数日後にcasher's checkを作成することにより支払います。ちなみに、日本のクレジットカードで米国で新車を購入するときに購入代金の約20%は支払えるようですが、交換レートもTCと比べると1$につき1円以上は損すると思いますので、使用しないほうがお得と考えます。(ただし、TC作成時より対ドルで円高になっている場合はその限りではありません。)

車の購入には、何を買うかによりますが、10,000-25,000$は必要と思われます。アパートメントはsecurity deposit (だいたい家賃1ヶ月分) +はじめの月の家賃で、1,500-4,500$必要です。また、当面の生活道具はすべて日本のクレジットカードで支払えるものの、現金も少しは必要ですので、上記の金額+1,000$程度の余分を見てください。すなわち、自分の希望する生活にあわせて、13,000-30,000$は日本でTCを作成する必要があります。(車を購入しない場合は車代は要りませんが、車がないと結構不便です。)

米国銀行口座開設


repossesion企業グレンズフォールズニューヨーク

 日本のクレジットカードで生活できますが、給料の振込みに加え、小切手での電気、水道、ガス代の支払いなどアパートメントに入居して1ヶ月以内に送られてきます。それを支払うための小切手は、口座を開設してから自宅に届けられるまで1-2週間かかります。また、大金のTCをずっと自分で持っているのも不安ですので、まあできるだけ早めに銀行口座を開設してください。口座開設は、渡米時に用意したトラベラーズチェックなどの現金に加え、身分を証明するもの(パスポート、DS2019などなど)を持って行けば簡単に開設出来ます。NIHに勤務の場合、銀行を悩む必要はありません。以下の二つから選んでください。

1.NIH Federal Credit Union

 特にこだわりがない場合は、最も口座を開くのに便利です。NIH内(Building 10の地下1階、あとBuilding 31)に窓口があり、給与振込み係の人も手続きになれていて非常に手続きがスムーズです。留学後に移民担当官との面接が終わり、給与係りに自分の給与をactivateしてもらうととりあえず口座開いてきてくださいと言われると思いますので、そのとおりに口座を開きに行きましょう。きっとNIHの信用組合みたいなものなので金利も悪くないのでは?と予想してます。

2.Chevy chase bank

 これでよかったかどうかはわかりませんが、自分の米国でのアパートメントの近くに支店があったため、妻が引き落とすことも考え自分はchevy chase bankに口座を開設しました。このあたりのローカルな銀行で、最も支店が最も多いため、他のBank of America(バンカメ)など是非この銀行がいい!という希望がなければchevyでいいでしょう。NIH給与係は、chevyへの給与振込みになれていなかったため手続きに少し手間取りましたが、NIHの給与を振り込んでもらうことは可能です。

  1. 3.Bank of AmericaやCitibank

Rockville周辺ではChevy Chase BankのATMが圧倒的に多いですが、Bank of AmericaやCitibankは全米に支店があります。すなわち帰国時にアメリカに銀行口座を残し、後でアメリカに学会などで来たときに解約するなどの目的があれば、上記二つの銀行より適していると思います。


クレジットヒストリー

 何度も書いたとおり、クレジットヒストリーがないとお金の支払いについて米国では全く信用されません。つまり、携帯電話の契約(プリペード式以外)時でさえ、高額のデポジット(500$程度)が要求されます。クレジットヒストリーは、米国でドル建てクレジットカードを作成し、きちんと支払いをこなすことで6ヶ月程度で作成されるようです。つまり、携帯電話程度で高額のデポジットを支払いたくない場合は、クレジットヒストリーができるまで待つか、クレジットヒストリーのある米国の友人に保証人になってもらうしかありません。

ただし、クレジットヒストリーがないとドル建てクレジットカードを作成できないというジレンマに陥ります。下記が簡単に日本人がドル建てクレジットカードを作成できる方法です。

ドル建てクレジットカード

1.ANA USAカード

 日本のANAカードに加入されている方は、だれでも米国留学時に作成できます。詳しくは、ANA USAカードHPを参考にしてください。自分の場合契約時に、使用限度額は$4,000/monthでした。出張に行くと言うと30日間は限度額をUPしてもらえますし、6ヶ月きちんと支払いをしていれば6ヶ月後には限度額をUPしてもらえます。もちろんオンラインで自分のStatementを確認することができます。

2.アメリカンエクスプレス

 このカード加入者もドル建てクレジットカードを作成できるらしいです。同様にステータスのあるダイナースカードはいかに日本でブラックカードでもドル建カードを日本で申し込むことはできないようです。

3.JAL PREMIOカード

 詳細は知りませんが、ドル建てカードが作成できます。ワシントンへの日本からの直通便はANAですので、あえて1.を差し置いて作る必要はないと思います。

上記以外にも方法はあると思いますが、まずは自分の契約しているクレジットカード会社に問い合わせてみてもいいと思います。さっそく、クレジットヒストリー作りに励みましょう。


日本の証券会社

 日経平均の上昇に伴い、株式取引をしている人も多いと思います。残念ながら米国へ留学中は、いかにオンラインで取引できるといっても法律的に取引してはいけないことになっています。自分は、日本在住の母親名義の口座をつくらせてもらい自分の株式取引資産をすべてその口座に移し、米国から株式取引をしています。仕事が終わって、家に帰るころに日本の株式取引時間になってます。が、後場まではさすがに夜中になるため見てません。一日中見なくてもいいのであれば上記の手続きをするといいと思います。配当金などインカムゲインは母親に行ってしまいますが、、、キャピタルゲインでがんばりましょう。



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